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自社の体制や協力会などの取り組みによって違いがありますが、服装や身だしなみにも配慮が必要です。
現場管理者には制服があったり、決められた作業着があったりするかもしれません。その場合も、清潔感がとても大切で、施主や近隣の、特に女性の目線で見て嫌な印象を与えないことが大切です。靴や靴下などは配慮が欠けがちですが、むしろよく目に付くようです。髪型や髪の色などは、社会人としてのモラルとマナーにしたがって自身が判断すべきことなのは、言うまでもありません。
現場で作業する協力業者の職方の服装や身だしなみは、本人任せになっていることが多いようで、かなりバラつきが見られます。真夏や真冬の過酷な環境での作業もあり、施工の品質さえ良ければ格好は二の次という風潮もあるでしょう。しかし、建築の詳しい作業内容などわからない施主や近隣住民にとっては、職人らしいキチッとした身だしなみは、作業そのものまで良質な印象を与えるものです。また、設備業者や塗装業者などの外部と内部のそれぞれで作業がある業者は、その日の作業内容に応じて服装を変えるなどの配慮も必要でしょう。特に施主が在宅のリフォーム工事では、内部の作業のときに外での作業後の汚れた格好のままは厳禁です。
安全に対する配慮の観点からも、服装にもある程度のルールを全社的に決めて取り組んでいきたいところです。
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