A.木造住宅と現場管理 14.ビジネスマナー  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
ビジネスマナー (びじねすまなー)
ビジネスマナーとは仕事をする上で必要とされるマナーの総称である。マナーと一口に言っても挨拶やお辞儀の仕方といった基本的なものから、ビジネスの現場で必要となる名刺の渡し方など多岐にわたる。ビジネスマナーはコミュニケーションの潤滑油のようなもので、人と人を結びつける最初の一歩である。
ビジネス基本挨拶 (びじねすきほんあいさつ)
相手を認めたとき、「おはようございます」「いらつしゃいませ」、ねぎらいの「お疲れさまです」、感謝の「ありがとうございます」「いつもお世話になっております」の 三つが基本となっている。
名刺交換 (めいしこうかん)
名刺は「胸から胸へ」が基本で、丁寧に受け渡しをすべきである。名刺交換の際は、訪問した側、目下の者から先に出すのが礼儀である。直接相手と向きあって、「胸から胸へ」と手渡す。また着席していても、名刺の交換は必ず立ち上がってするのがマナーである。
電話応対 (でんわおうたい)
電話の対応で、相手に良い印象を与えるためにまず必要な事は、「明るさ・さわやかさ・丁寧」である。特に、電話線を通じた声は1オクターブ低くなるので普段の会話よりも高めのトーンで話すようにする。また、頻繁にお電話を頂くお客様に対して、毎回もお名前を聞き直す事ほど失礼な事はない。取引先や得意先の会社名・担当者名は覚えるようにする。