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叩き鑿(たたきのみ)
玄能や金槌で叩いて、ほぞ穴や溝を掘るために用い、鑿の穂先は厚く打撃に耐えるよう柄の頭には桂(かつら)をはめています。本叩き、追入鑿、向う待鑿、丸鑿などがあります。
追入鑿(おいいれのみ)
浅いほぞ穴をあけたり、狭小な部分を削ったりするときに使う叩き鑿で、穂先の厚みは比較的薄く、幅は厚みに比べ広く、首は細い。精度が要求される造作の仕事に主に用いられます。
突鑿(つきのみ)
手の力で直接押して削る鑿で、穂先、首、柄とも長く作られています。柄頭には桂(かつら)は付いていません。薄鑿、鎬鑿(しのぎのみ)、鏝鑿(こてのみ)などがあり、叩き鑿で荒削りされた穴などの仕上げに用いられます。
鑢(やすり)
材の表面を削るための工具で、昔は鋸の歯を研ぐ場合などに用いられたが、今では鑿の桂(かつら)を調整するのに必須の工具になっています。また石膏ボードなどの小端を仕上げるのにも使われます。
木工ルーター・トリマー
ルーターは、切削用の電動工具で、階段の側桁の溝加工などに用いられます。さらに小型で軽量なものはトリマーと呼ばれ、主とし側面の加工を目的とした工具で、板などの飾り面取りや、板の矧ぎ手の加工に用いられます。
ディスクグラインダー
円盤状の砥石を高速で回転させ、研削を行う電動工具で、ディスクの直径は、100〜180mmのものがあります。ディスクの種類を換えることによって、金属、レンガ、ブロックや木材の切断、切削などに使用されます。
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