A.木造住宅と現場管理 |
12.工具・建設機械 |
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012 |
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(A121) |
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小型車両系建設機械運転者や小型移動式クレーンの技能資格の取得が薦められましたが、現場管理者でも必要なのでしょうか。 |
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もちろん現場管理者が小型車両系建設機械運転者や小型移動式クレーンを操作して、手伝うために薦められたわけではないと思います。こうした資格は、労働安全衛生法に基づいて、実施されている技能講習だから薦められたのです。技能講習の内容は、大部分が安全に関してのものです。施工現場での安全管理責任者として、現場管理者もこうした技能講習を受け資格を取得しておくのは、安全管理を進める上で役立つはずです。 |
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(A122) |
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水盛遣方で、レベルを使っていますが、レベルを購入して以来、まったく校正されていません。どうすれば校正を行うことができますか。 |
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測量機器では1年毎の校正が推奨されています。測量機器の校正サービスを行っている業者に依頼すれば、コリメータシステムによって校正が行われ、水平視準精度が確保されます。 |
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(A123) |
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施工管理する建築生産要素として、施工主体(作業者)、施工手段(機械・工具)、施工材料、施工方法という4つのM(man、machine、material、method)があると聞いています。協力業者が使用する機械・工具に対して、現場管理者としてどのような管理をする必要があるのですか。 |
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ISO9001品質マネジメントシステムでは、「製造及びサービス提供に関するプロセスの妥当性確認」が求められており、設備の承認及び要員の適格性確認が行われます。設備の承認が、使用する機械・工具のチェックになります。もちろんISO9001でも作業に全てのプロセスの妥当性確認を求めているわけではありません。使用する機械・工具によって、結果が大きく変わってくる工事に関しては、適切な機械・工具が使われているかどうかのチェックが、現場管理者には求められます。 |
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