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指金(さしがね)
直角に折れ曲がった形の定規で、物の長さや角度を測ったり、部材に墨を付けたりするのに使います。表目と、裏面には、その√2倍の裏目がつけられています。幅は5分、厚みは2厘でステンレスまたは真鍮製のものがあります。
巻尺(まきじゃく)
長尺な材料や距離を測るためのテープ状の物差しで、巻き込み式になっています。テープが鋼製で凹形になっていて、曲がらないよう工夫されているものは、コンベックスと呼ばれます。
水平器(すいへいき)
柱や大引などが正確な垂直や水平になっているかを調べる道具です。上面の中央にあるガラス管の水中に一つの気泡が入っており、頂点のマークの中に収まっているかどうかで、水平器を当てたものが水平であるかどうかを調べます。
墨壺(すみつぼ)
長い直線を引くのに用いる道具で、大きな穴に綿を入れ墨をため、その中に糸をくぐらせ、糸の先端に付けた軽子(かるこ)のピンを木材に刺して固定、糸を上にぴんと引っ張り弾いて直線の墨付けを行います。
墨差し(すみさし)
指金に当て直線を引いたり、文字や記号を書くための道具で、竹で作られ片側は板状で先端を細かく割って刷毛にし、反対側は棒状で金槌で叩いてつぶし筆のようにしたものです。
レーザー墨出し器(れーざーすみだしき)
レーザービームを高速に回転させ、水平ラインと鉛直ラインをレーザー光で表示し、建物の内装や設備工事における水平・鉛直出し作業を行う装置です。
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