A.木造住宅と現場管理 03.施工管理者の職務  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
3.現場監督にもとめられる5つの管理

  施工管理の第一次管理は、T(工期)、Q(品質)、C(原価)で、それぞれに対して工事進行管理(Construction Progress Management)、品質管理(Quality control)、原価管理(Cost Management)の3つからなります。これにS(安全)、E(環境)を加えたTQCSE、すなわち工期(Time)、品質(Quality)、原価(Cost)、安全(Safety)、環境(Environment)が、施工管理の第一次管理です。 施工管理の第二次管理は、建築生産要素に対する管理であり、施工主体(作業者)、施工手段(機械・工具)、施工材料、施工方法という4つのM(man、machine、material、method)です。施工管理の一次管理と二次管理を組み合わせることによって、個々の管理を行なうことができます。 例えば、作業者、品質では、技能力量の確認、作業者、コストでは、工数管理、材料、工期では、現場搬入日の指示と確認、また作業者、工期では、進捗管理、さらに施工手段、安全では仮設足場計画といったようになります。図に示すように、施工管理の第一次管理のTQCSEと、第ニ次管理の4つのMのマトリックスで、個々の施工管理が行われます。