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柱状改良は、セメント系の固化材(粉体)を水と混ぜてスラリー状にし、ポンプにより注入を行いながら攪拌することによって杭状に成型する工法です。
小口径鋼管杭と共に杭状地盤補強とも呼ばれています。柱状改良を採用する場合は、長期許容鉛直支持力等の計算によって改良体の径、本数、配置を決めることが必要です。やむを得ず、改良体先端を軟弱層で留める場合は、土質が把握できる地盤調査又は試験等を行い、その結果(数値)を用いて安全を確認する必要があります。
土質が把握できる方法としては、スウェーデン式サウンディング試験、標準貫入試験等が挙げられます。改良体の長期許容鉛直支持力は、改良体先端部における「先端支持力」と改良体周面の地盤による「摩擦力」で決まりますので、摩擦力を算入するためには、土質の把握が非常に重要なのです。 |
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