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ISO環境マネジメントシステムでは、環境マネジメントシステムが適切に運用されているか、定期的に内部監査を実施することを求めています。内部監査では、@組織の環境マニュアル、規定、要領、手順がISO規格の要求事項に適合しているか。A組織の活動が環境マニュアル、規定、要領、手順どおりに適切に実施されているか。B組織の環境マネジメント活動が、継続的改善がなされ、有効なものとなっているか。などの監査を行います。
内部監査は、監査される部門に属さない、内部監査員が行います。内部監査員には、それなりの力量が求められ、組織のトップから任命され内部監査員となります。一般には前もって内部監査チェックリストを作成し、チェックリストをもとに監査してゆきます。
発見された不適合は、内部監査不適合報告書を作成し、再発防止のための、必要な是正処置を求めます。不適合および是正処置の報告書は、組織のトップマネジメントに報告され、環境マネジメントシステムの継続的改善につなげてゆきます。
毎年実施される外部審査では、規格の要求事項との適合性や、規定どおり適切に実施されているかが主体となり、組織の環境マネジメント活動が、有効なものとなっているかまでは、審査されません。そのため内部監査では、より役立つ環境マネジメントシステムにする、改善のための指摘が求められます。
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