環境保全 |
(かんきょうほぜん) |
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人間が少しでも自然に手を加えれば、自然・環境への負担が必ず発生するが、自然は自己修復性を持っており、ある程度の負担までは短期間で回復可能である。しかし自然・環境への負担が大きいと、短期間で回復は難しい。環境保全とは、環境を常に同じ状態に保つよう管理することである。環境保全に関して、複雑化・地球規模化する環境問題に対応できるように、1993年に環境基本法が制定された。 |
環境負荷 |
(かんきょうふか) |
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環境負荷とは、環境に与えるマイナスの影響を指している。環境負荷には、廃棄物、公害、土地開発、干拓、戦争、人口増加など人的に発生するものと、気象、地震、火山など自然的に発生するものとがある。この中で特に人的に発生する環境の保全上の支障の原因となるおそれのあるものを、環境基本法では環境への負荷と呼んでいる。 |
地球温暖化 |
(ちきゅうおんだんか) |
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地球温暖化とは、地球表面の大気や海洋の平均温度が長期的に見て上昇する現象である。大気や海洋の平均温度の上昇だけではなく、生物圏内の生態系の変化や海水面上昇による海岸線の浸食といった、気温上昇に伴う二次的な諸問題を起こしている。 |
廃棄物処理法 |
(はいきぶつしょりほう) |
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正式には、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で、廃棄物の排出抑制と処理の適正化により、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることを目的とした法律である。「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状又は液状のものをいう。 |
チャレンジ25 |
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2010年1月よりスタートした地球温暖化防止のための新たな国民運動で、京都議定書の目標達成に向けてスタートした「チーム・マイナス6%」が生まれ変わったものである。2009年9月、鳩山総理大臣が国際会議で、温室効果ガス排出量を2020年までに25%削減することを明言したことを受けて、さらなるCO2の削減を目指してスタートした。チャレンジ25では、「6つのチャレンジ」と「25のアクション」を通じてCO2の少ない生活スタイルを提案している。 |