|
|
それぞれの環境目的・目標には、達成するための関連部署が決められます。現場での環境側面に関しては、現場管理担当部門が、そのための環境管理を担当します。環境管理すなわち環境目的・目標の達成のための手順書、環境管理運用手順書を作成する必要があります。
たとえば現場での建設副産物の削減や分別の徹底などを環境目的・目標として設定した場合は、そのための環境管理運用手順書を作成します。施工管理担当者は、この運用手順書に基づいて現場での環境管理を行います。そのため運用手順書には、建設副産物の削減し、分別を徹底するために、施工管理担当者が行うべき具体的な活動を決めておく必要があります。
運用手順書は、定型的な作業の手順・方法を指示するもので、何も考えずマニュアル通り作業するのは問題であると考える人もいますが、運用手順書は、あくまでも作業や活動のための基本的なガイドであると考えれば、運用手順書の必要性も納得されるはずです。
そのため運用手順書は、より効果のあるものに改訂する必要があります。運用手順書に基づいて活動しても、環境目的・目標の達成が難しい場合には、どうすれば達成できるのか検討し、運用手順書を改訂する必要があります。
|
|