D.木造住宅の品質管理 13.性能表示の施工検査  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
3.躯体工事完了時

   上棟後、構造補強金物等が取り付けられた段階で行われる検査です。
 検査は主にアンカーボルト、土台、柱、耐力壁、床組、屋根面、接合部、防腐防蟻、床下換気、地中埋設管、天井裏の下地材などを確認します。
 具体的には、各部材の径、樹種、耐力壁の位置と構成、接合部の金物、床構面の構成、地盤と躯体の防腐防蟻処理の状態、床下換気の施工状態、コンクリート内への配管の埋設の有無、天井裏となる部分のホルムアルデヒド放散等級等を確認します。
 検査時に必要とされる書類は、施工状況報告書と検査時に目視で確認できない、防腐防蟻剤処理完了書などの施工関連図書を作成し、準備します。
 検査時に間に合わない場合は後日提出します。