住宅性能表示制度による検査は、工事途中での施工段階の検査3回と、完成時に行なう完成段階の検査1回の、計4回行なうことが原則です。
第1回目の現場検査は、基礎工事の配筋が終了した時点で行われます。基礎の配筋はコンクリートを打設してしまうと見えなくなるので、打設前に行います。
第2回目の現場検査は、躯体工事が完了した時点で行われます。アンカーボルトや釘などの金物から各構造部分の材料などをチェックします。
第3回目の現場検査は、内装下張り工事の直前の段階で行われます。断熱や気密の性能を中心にチェックを行ないます。性能評価の等級によっては、サッシなどの断熱性能の確認も行ないます。
第4回目の検査は、竣工時の検査です。性能評価の等級に応じた仕上材から仕上寸法、設備関係などさまざまなチェックを行ないます。
|
|