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型枠にコンクリートの剥離材が塗られていることを確認します。なお、剥離材は、鉄筋に付着することを避けるため、型枠を組立てる前に塗っておく必要があります。また、型枠が、コンクリート打設の衝撃で動かないように強固に固定されていることを確認し、その後、型枠の全長、対角、通り、間仕切りなどの位置を改めて、計測し確認します。
アンカーボルトやホールダウン金物は、いわゆる「田植え」方式ではなく、専用の金物などを用い、あらかじめ型枠に固定する必要があります。「田植え」方式で行うと、アンカーボルト等の周りに空隙ができ、コンクリートとの付着が取れないため、性能を発揮できません。
最後に、型枠内の清掃状況を確認します。特に打継ぎ面にゴミが付着していると所定の強度が得られないおそれがあるため注意が必要です。
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