D.木造住宅の品質管理 02.基礎・鉄筋  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
1.基礎配筋

  基礎の立上り及び底盤について、鉄筋径及び間隔が設計図書通りであるかを確認します。継手を設ける場合は、継手長さが鉄筋径の40倍以上であること、継手位置が一箇所に集中していないことを確認します。立上りの交差部には補強筋が必要です。
人通口を設ける場合には、人通口廻りが斜め筋等により補強筋されていることを確認します。土台下には、連続した基礎立上りを設ける必要がありますので、人通口によって連続が途切れている場合は、連続しているとみなせるような補強が必要となります。
基礎立上り部等に配管スリーブが設置されている場合においては、スリーブ径により必要に応じて開口補強を行い、スリーブが鉄筋に触れていないことを確認します。