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モルタル下地のラスには、メタルラス、ワイヤラス、ラスシート、リブラスなどの種類があります。それぞれの種類に合った取付方法を確認し、取り付けます。
特殊な形状のラス網やメタルラスは、各メーカーの施工仕様に従って取り付けを行います。
一般的なラス網の取り付けは、アスファルトフェルト等を張り付けたのち、建物上部から張り下げ、線厚.6mm以上、線幅1.15mm、足の長さが19mm以上のタッカー釘で、100mm以内の間隔で留め付けます。網同士の重ね幅は、縦横とも50mm程度とし、接合部は、タッカー釘の増し打ちを行います。壁の出隅入隅は、相互に100mm以上延長して重ねるか、100mm以上重ね幅が取れるコーナー用のラス網をあとづけします。開口部のコーナーは、ひびが入りやすい部位のため、コーナーでの継手は設けないようにし、1枚ものを切り込んで貼り付けます。開口補強用に100×200のラス網をできるだけ開口に近づけて斜め張りします。
ラス網は、電蝕等による錆を防止するため、サッシや水切りなどに触れないよう、10mm程間隔をとり、切り止めます。
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