|
|
金属板の外装材には、サイディング形式のものと、金属板を板金工事で取り付けるものがあります。折り曲げ加工や防火仕様をクリアしたもの、断熱材で裏打ちされたものなど金属サイディングといわれるものについては、取り付け方法や納まりなどは、メーカーの施工仕様を確認して施工を行います。特に開口部廻りの納まりについて、メーカーの指定と異なる施工を行う場合は、十分な検討が必要です。
サイディング形式でないものについては、板金工事により下部から吊り子などを用いて、板金を取り付けていきます。金属板自体は、建築基準法においても不燃材料として認められていますが、熱伝導が良いため、熱が伝わり下地の木材に着火するという危険性があります。よって外装材に板金を使用する場合は、下地に石膏ボードなどの材料を取り付けることが必要とされています。
外装材として、雨仕舞と防火の双方について注意して施工する必要があります。
|
|