C.木造住宅の工程管理 09.外装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
透湿防水シート (とうしつぼうすいしーと)
水は通さないが、湿気(水蒸気)は通す性質をもつシートである。透湿防水シートは、主に木造建築物の外壁の屋外側に用いられる。色は白い場合が多く、メーカー名などが印刷されていることが多い。
縦胴縁・横胴縁 (たてどうぶち・よこどうぶち)
胴縁は、壁の板張りやボード張りなどを受けるための下地部材。横張りの板張りには、縦胴縁が、縦張りの板張りには、横胴縁が使われる。
通気層工法 (つうきそうこうほう)
構造体の軸組と外壁材の間に通気層という空気が流れる層をつくり、その最下部の換気口から空気を取り入れ、軒裏や棟換気から空気を排出する工法で、空気は温度差や気圧差などで流通する。
防鼠水切りカバー(ぼうそみずきりかばー) (ぼうそみずきりかばー)
土台への雨水の浸入を防ぎ、璧体内に害虫の侵入を防ぐために、壁璧材の最下部と土台の間に施工される細かな通気孔のある金属製のカバー。
目地シーリング (めじしーりんぐ)
外壁の目地からの雨水の浸入を防ぐために、プライマリーを塗布した後に充填されるシーリング材で、外壁の耐久性や機能を長期的に維持するのに用いられる。