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サイディングの取り付けは、金物による取り付けと、釘による取り付けがあります。
金物による取り付けは、縦胴縁にスターター金物を水平に取り付け、下端のサネを引掛け、上部のサネ部分を中間用の金物で押さえて胴縁に留め付けます。以下、同様に壁の頂部まで張り上げていきます。
釘による取り付けは、最下段のサイディングから取り付け始めて、壁頂部まで張りますが、サイディング正面から釘で留め付ける形となります。塗膜の経年劣化などにより釘周囲に隙間が発生し、そこから雨水が浸入し、下地を劣化させ、釘のゆるみを誘い、さらに雨水が浸入をするといった循環に陥る可能性が高いので、できれば避けたい施工方法であるとともに点検やメンテナンスが必要なポイントとなります。
サイディングの横継手は、サネ形状により雨仕舞がなされていますが、縦継手については、シーリングで防水処理をすることが多くなっています。シーリングのみで接合される場合、ハットジョイナーという、金属部材を入れ、防火性能を確保しつつ、シーリングのバックアップ材として使用するものがあります。
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