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板金用金属板の品質は、溶融亜鉛メッキ鋼板、塗装溶融亜鉛メッキ鋼板、屋根用カラー鉄板、ポリ塩化ビニル金属板、塗装ステンレス鋼板、銅合金板等の屋根用を使用します。近年では、アルミニウムを含む溶融亜鉛メッキ鋼板(ガルバリウム鋼板)が多く使われています。
谷樋は、設計図書で指定された材質のものを使用し、全長通し葺とします。
捨て谷は、壁側の立ち上がりを、雨押え板下端まで立ち上げ、450mm程度の間隔で釘止めします。
雨押えは、屋根葺きが完了したのちに取り付けます。壁側の立ち上がりは、120mm以上確保し、(透湿)防水紙が上(外側)にかぶさるように重ねます。通気層工法の場合は、防水紙の端部を防水型の両面テープ等で板金に接着すると防水紙のめくれ上がりで通気が阻害されにくくなります。
棟包みは、彩色石綿板では、メーカー指定のものを使用し、金属系の屋根の場合は、葺き方による納まりをあらかじめ自社で取り決めしておきます。
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