C.木造住宅の工程管理 07.屋根・板金工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
2.屋根下地防水材料と施工上の注意

   屋根下地防水材の種類には、アスファルトルーフィング、改質アスファルトルーフィングシート等があります。アスファルトルーフィングでは、単位面積当たりの質量が940g/m(旧22kg/巻)、または1500g/m(旧35kg/巻)を使用します。
 ルーフィングの片面に粘着層のあるタイプもあります。これは、タッカー釘等を使用せずに施工ができるため、下地の段階では防水面に穴をあけずに取り付けが可能です。また、野地板と密着させてしまうため、たるみやしわが生じにくくなります。
 一般の透湿防水紙は、屋根の下地としては使用できません。
 施工のタイミングは、野地板の施工後すぐに行います。すぐに施工できない場合、ブルーシート等で養生を行い、野地板を濡らさないようにします。
 アスファルトルーフィングは、防水の下地材として作られたものであり、紫外線に長期間さらされることを前提としていない素材ですので、できるだけ早い段階で屋根葺き材の施工を行うよう手配します。
 自主検査としては、納入されたルーフィングの表示マーク等を確認・記録し、指定通りの性能の材料が必要量用意されているか確認します。
 工程管理のポイントは、野地板施工後すぐに取り付けられるよう手配します。屋根葺きも間をおかずに行われるよう手配します。