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ポンプ車から最初に排出されるコンクリートは、管内の呼び水となるようセメントと水を投入したものが混入しますので、型枠内に打設は行わず、破棄します。
打設に当たり、コンクリートを型枠の隅々までいきわたらせるため、バイブレーターを必要かつ十分なだけ使用します。かけ方が不足した場合、コンクリートが隅々にまで行きわたらず、ジャンカが発生します。逆にかけ過ぎた場合、コンクリートの分離やセメントの流出が発生し、強度や耐久性の低下、表面の仕上がりに問題が出る可能性があります。
バイブレータを鉄筋に触れさせて、鉄筋を振動させてコンクリートを流し込む方法は、コンクリートの分離を起こす原因にもなりますので、注意します。
自主検査としては、打設が適切に行われているか立ち会い確認します。
工程管理のポイントは、雨天は打設を行わないことが原則ですので、工期には余裕を見込みます。
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