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敷地内にポンプ車やミキサー車が駐車できない場合、コンクリート打設に先立ち、道路使用許可を管轄の警察署で入手します。
供用年数とコンクリート強度は関係がありますので、設計で設定されたコンクリートの強度等について、配合計画書を作成させ、記載された品質のコンクリートが納品されているか確認します。ミキサー車のオペレータから納品書を受け取り、出荷時間と気温による打設可能時間内であるか確認します。コンクリートの練り混ぜから、打設終了までの時間の限度は、外気温が25℃未満の時は120分、25℃以上の時は90分とします。打設終了が使用可能時間を超えてしまうと判断される場合は、そのミキサー車のコンクリートは使用せず、次のミキサー車のコンクリートを打設します。
コンクリート圧縮試験を行う場合は、コンクリートの採取のために試験業者を打設のタイミングに合わせて手配し、温度、スランプ、塩化物量等現地試験の結果を確認します。
自主検査としては、全ミキサー車について納品書のスランプ、出荷時間を確認し、保管します。
工程管理のポイントは、道路使用許可については、即日の発行が出来ることはほぼありませんので、数日前に申請を行う必要があります。
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