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耐力壁が取付く柱の頭部及び脚部は、耐力壁の倍率に応じた接合金物で柱と横架材を緊結する必要があります。地震力等によって生じた水平力が耐力壁に作用すると、耐力壁が取付く柱には大きな引抜力が発生します。この引抜力によって柱と横架材の接合部が破壊されてしまうと、耐力壁が水平力を負担することが出来なくなってしまいます。柱頭・柱脚部の接合は、耐力壁を有効に機能させるために必要なのです。
柱頭・柱脚部の接合方法は、平成12年建設省告示第1460号の仕様によるほか、構造計算やN値計算用により、柱に生じる引抜力を求め、対応する接合金物を選択する方法があります。
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