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リスク回避の基本は品質・安全管理にあります。ではどのような品質・安全管理がその基本といえるのでしょうか。その基本は、Who(誰が)What(何を)When(いつ)Where(どこで)Why(どんな目的で)How(どうやって)のいわゆる5W1Hが確実に確認されている、ということです。
こうした視点から安全衛生日誌等が作成されればリスクアセスメントができ、現場の品質管理も標準化されます。
このことの骨格は、報告、連絡、相談といういわゆる「ほうれんそう」にあります。現場監督に職人たちから集約され、監督もまたその情報を社内で共有化し解決や対応を行います。また、この「ほうれんそう」は工事関係者だけが対象となるわけではありません。むしろ施主との間での「ほうれんそう」が大切です。
また、施主の現場見学の時も施工時は絶対に1階より上階には上げないといった原則を作り、施主の災害を未然に防ぐという必要もあります。とりわけ、施主の子ども、両親等の複数の現場見学などの場合現場監督は施主対応しつつ,関係者の安全注意への声かけなどが必要です。
何れにしても、災害リスクを防ぐのは安全意識であり、それは品質管理意識に繋がり、品質管理意識は現場から仕事を生む、という気持ちに繋がるということができます。
そうした視点からリスク対応をしていくことが大切です。
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