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内装面材が貼り終わったら下地の取り付け状況を確認します。まず、貼ってある面材が指定されたものであるかをチェックします。準耐火建築物の場合はそれぞれ防火の指定により、石膏ボードの種類と厚さが異なります。また、耐水ボードや構造面材としての構造用石膏ボードなどの指定もそれぞれ確認します。石膏ボードの留め付けビスについては、適当な間隔であるか、ビスのめり込みや出っ張りが無いかをチェックします。
一般的にはボード面と平らより、1mm以内程度引っ込んでいるのが良いです。めり込んだり斜めに入ってボードの紙を切ってしまっている場合は打ち替えの指示をします。また、ボードの際や角部分はビスの留め付けにより割れや膨れがおきやすいのでここもチェックします。膨れや割れは取り除き、パテで補修出来る範囲かを検討し、貼り直すかどうかの指示をします。目違いについても同様に判断し、必要なら是正の指示を行います。
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