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給排水の配管の位置確認では墨出しの通りに配管されていても、承認図を見ながら再確認します。給水給湯配管は、位置の確認とともに、固定状況もチェックします。間柱などの下地の影響でズレが生じている場合は、許容範囲外であれば是正の指示をします。下地の切り欠きがある場合は、下地の補強が正しくなされているかをチェックします。甲乙材や根太などの影響が出ていないか、下地の切り欠きや補強に問題が無いかをチェックします。配管類は下地や仕上げに取り付けるものなどに影響する場合があるので、承認図を大工その他の業者が見ることが出来るように現場に保管しておくと良いでしょう。また、排水管の取り付け金具の状況と、排水勾配のチェックも必要です。
外部への貫通部は、貫通部分の配管が逆勾配になっていたり、貫通穴が大きすぎたりすると、雨漏りの原因になりやすいので、通気層や外部の雨仕舞い処理とあわせて確認します。通気層内部の防水処理は、防水テープや既成の貫通処理部材があります。防水テープの場合は、シワがよっているところがきっちり密着されているかを特にチェックします。また、気密層を貫通する配管の気密処理がなされているかも確認します。
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