D.木造住宅の品質管理 |
09.設備配管 |
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012 |
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(D091) |
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瑕疵担保責任保険等の設計施工基準で、モルタル下地に平ラスを用いてはならないことになっていますがなぜですか? |
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平ラスはモルタルの被覆が確保しにくく、かつ、線径の細いものは腐食しやすいためモルタルの剥離・剥落の原因となります。出入隅、開口部廻り等の補強として用いる場合を除きますが、「建築工事標準仕様書・同解説JASS15左官工事」(編集:(社)日本建築学会)では「平ラスは木造外装用としては不適格である」とされています)。したがって、使用できるラスはJIS A 5504に適合するワイヤラス(ひし形ラス、甲形ラス、丸形ラス)、JIS A 5505に適合するメタルラス(こぶラス、波形ラス、リブラス)、JIS A 5524に適合するラスシート(角波亜鉛鉄板ラス)及び特殊ラス(防錆処理がされ、モルタルの塗厚が十分に確保できるもの)等が挙げられます。 |
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(D092) |
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シーリングのJIS規格に耐久性区分が「8020」などと記載されていますが、この数字の意味を教えてください。 |
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JIS A5758の耐久性による区分「10030」、「9030」、「8020」は、それぞれの前半の数字(100、90、80)は「圧縮加熱温度(℃)」を示し、後半の数字(30、20)は「変形率(%)」を示しています。例えば、「8020」の場合は、80℃で加熱しながら、−20%変形するまで圧縮し、−10℃に冷却しながら+20%変形するまで引っ張るなどの試験を行い、試験体に試料の溶解、膨潤、ひび割れなどの異常が認められないことが条件となっています。
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