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断熱材は、建物の床、壁、天井あるいは屋根に取り付け、連続性が確保できるように施工します。特に、窓枠と間柱、窓台、まぐさの間の隙間まで充填します。隙間が細く繊維系の断熱材が充填できない場合は、発泡ウレタンなどを吹き込む方法もあります。
ユニットバスを使用する場合の断熱ラインが、どこに構成されるかを確認する必要があります。ユニットバス自体が断熱仕様でない場合、ユニットバスを設置する周囲の外壁、基礎、を断熱ラインとする必要があります。ユニットバスが断熱仕様の場合は、その断熱ラインと躯体の断熱ラインの連続性が確保できるよう施工する必要があります。
設定された断熱の仕様によっては、玄関土間周囲の基礎部分にも断熱材の取り付けが必要とされますので、取り付ける部材の仕様と厚さを確認し、隙間がないように取り付けます。
間仕切り壁の上部または下部についても断熱材による気流止めが必要ですので、断熱材を押し込むなどの措置が必要です。
自主検査としては、上記で挙げた点が確実に施工されているか確認し、写真等で記録します。
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