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繊維系の断熱材は、フィルムに入っているものと、むき出しのものがあります。フィルムに包まれているものの多くは、内壁側に防湿フィルム、外壁側に通気フィルムがとり付けられています。繊維系の断熱材は、一般的に湿気を含みやすい素材であるため、防湿フィルムで湿気を壁体内に入れないよう防ぎます。
フィルムに包まれているタイプの断熱材は、フィルムが連続するように、耳の部分を柱、間柱の見つけ面に引き伸ばし、フィルムがたるまないようタッカー釘で300mm内外のピッチで取り付けます。
むき出しの断熱材の場合、または、透湿抵抗を高める必要がある場合は、柱、間柱間に断熱材を充填後、防湿フィルムを室内側に隙間なく貼り付け、防湿層を構成します。
外張り断熱で使用する場合は、外部に放湿する形となっているため、特に防湿措置は必要ありません。
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