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くぎの打ち込みに際して、くぎ打ち機の圧力調整を下地材に応じて調整する必要があります。面材耐力壁の場合、釘のめり込みは、耐力壁の性能を著しく低下させますので、めり込みがないように施工します。めり込みが見受けられた場合、その釘はないものとして扱い、間に新たに、正しく釘を打ち増します。この場合でも、釘の間隔をあまり狭く打ちつけると、釘のラインで合板が裂けてしまう可能性がありますので、50mm程度までとします。
釘の種類は、ツーバイフォー用の太め釘CN50でも可とされていますが、軸径が太い分実際の耐力は大きくなることを認識しておきましょう。FN50やNC50は、梱包用や造作用の釘ですので、軸径が細く、耐力壁の構造用としては不適切ですので使用しないよう気をつけます。
自主検査としては、正しい釘が使用されているか、梱包や表示を確認し、写真を撮るなどします。
釘の間隔が、設定通りとなっているか確認し、スケールを当てて写真撮影します。
釘が深くめり込んでいるところがないか確認します。ある場合は、正しく増し打ちを行います。
面材中央に打ち込まれた釘が、間柱から外れていないか確認します。
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