C.木造住宅の工程管理 06.野地・間柱・筋違  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012

(C061)
大工が筋かいの記号を見誤って傾きを設計図と逆に取り付けてしまいました。配置自体は間違っていないので、そのままにできれば工期も伸びずないのでよいのですが、問題がありますか。

筋かいの向きによって、柱に生じる引抜力が変化します。仕様規定で構造の検討をおこなっている場合は、接合補強金物が施工された状態の筋かいに対応しているまたは対応させられるのであれば、施工的には対応可能です。 >BR>構造計算によって検討されている場合は、再計算を行ってその変化に対応が可能であれば、可能です。そのほか竣工図の筋かいの表記の変更等が必要となります。