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納材された筋かいの品質を確認します。
無垢材を使用する場合は、実数より数本多く納材し、筋かいの弱点となる節が端部にないか確認します。節がある材は、筋かいとしての使用は行わず、他の箇所・用途に使用するようにします。
筋かいは、断面寸法によって、倍率と接合金物が異なります。近年あまり使用されることはありませんが、15×90の筋かいは、引張筋かいとしての使用に限定され、1倍の壁倍率となっています。30×90の筋かいは、1.5倍筋かいとなっています。45×90の筋かいは、2倍筋かいといわれています。
2000年(平成12年)の建築基準法の改正以降、取り付け方法は、金物によって接合するという形式が一般的となっています。柱―横架材−筋かいの3者を留めるもの、柱と筋かいを留めるものなどの金物が発売されています。
1倍筋かいに関しては、接合補強金物はありませんので、柱と横架材の側面に釘で打ちつける形で設置します。
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