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2階の建て方を行うにあたって、作業床を作成します。近年多く見られる床合板直張り工法では、厚板の構造用合板を梁組み後に敷き込んでしまうことから、仮止めをすることで、作業床の確保ができてしまいます。根太工法の場合は、床根太を取り付けて構造用合板を敷き、作業床とします。
高さ2m以上での高所作業となるため安全管理も行います。梯子の固定や床開口部については、仮手すりや安全ネットの取付けを行います。
軸材については、1階同様に設置を行います。建物全体の縦入れ直しを行った後、小屋束の垂直を確認し、かすがいやコーナープレート等を用いて、棟木、母屋の取り付け、小屋束の固定を行い、雲筋かいを取り付けます。
小屋組みがあらわしの場合や吹抜けとなる場合は、金物や雲筋かいの取り付けに注意します。
自主検査としては、上棟後、部材の過不足、サイズの誤り、取り付け位置の誤り等がないか確認し、水平垂直の確認を行います。
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