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柱の向き、上下、設置順に注意して、通し柱、管柱を立てて行きます。
柱の向きについては、化粧面、背割の位置、節や反りを考慮して設置します。上下に関しては、一般的に柱の印字が逆さまになるように立てることで元口側が下となり、木が生えていた状態と同じ形で設置ができます。設置の順序については、建て方を指示する、選任された管理者の指示によって、番付に従って配置を行います。
建て起こし後、防風下げ振りを使用し、建物の中心部分から外側へ向かって、垂直を確認して仮筋かいを取り付けます。
2階胴差、床梁を構造ブロックごとに組み上げながら仮筋かいを設置していきます。横架材や柱の取り付けに当たって、材端の仕口を欠かないよう注意して落とし込みます。
自主検査としては、納入時の検品で、小口と周囲を確認しましたが、梱包を解いた材を今一度確認しつつ上棟を進めて行きます。
柱や梁位置に誤りがないか、化粧材の配置が誤っていないか等を確認します。
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