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基礎立ち上がりにつけた墨に沿って土台を仮置きし、アンカーボルト位置を土台に写し取り、アンカーボルトを通す穴をあけます。土台の設置に当たって、基礎パッキンを取り付ける場合は、基礎パッキンの設置要領に従って設置したのちに土台を設置します。
土台に埋め込まれる座付ナットの場合は、製品の仕様に従い土台の加工を行います。
土台敷き完了後、土台天端の水平レベルを計測し、アンカーボルトの本締めを行います。アンカーボルトの締め付けに当たっては、木材に座金が若干めり込む程度まで締め付けます。また、ボルト頭がナットより3山以上出るようにします。
土台が短い材の場合、アンカーボルトで締め付けることによりひび割れが生じることがあります。ひびが土台断面を貫通してしまった場合は、強度が低下しますので、土台を交換します。ひびが貫通していない場合は、強度の低下はごくわずかですので交換の必要はないといえますが、建て主の見た目の不安を誘いますので、施工にあたっては無理な力を加えないよう注意します。
自主検査としては、土台の割れが発生していないか、基礎パッキンの設置漏れがないか確認をします。
アンカーボルトの設置位置に問題がないか確認します。
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