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布基礎の場合、フーチングの幅方向の鉄筋が下端筋となるように配置し、設計で設定された間隔で結束します。最外部のかぶり厚が、60mm以上確保できるように鉄筋を加工します。
べた基礎の場合、底盤筋は、基礎立ち上がりの区画の短辺方向が上端筋となるようにし、継手が乱になるように配置します。最外端部の鉄筋は型枠から40mm以上離すようにします。スラブ部分の結束は、鉄筋のズレ等が生じない範囲で交点の半数以上、縦筋や腹筋は交点の全数について行います。
端部や交差部の縦筋は、折り曲げの内側に配置し、拘束される形に配筋します。
縦筋、下端主筋を配置して、縦筋を立ち上げ底盤筋に結束します。上端主筋、腹筋を設置します。結束が完了したら、下端筋の下部にコンクリート製またはプラスチック製のスペーサーを入れ、かぶり厚を60mm以上確保します。
自主検査としては、基礎の配置忘れがないか、開口位置やスリーブが設計図通りに配置されているか、基礎寸法は正確か、対角線の長さは正しいか確認します。
かぶり厚、鉄筋の種類、継手長さ40d、定着長35d以上確保できているか、確認します。かぶり厚については、スリーブや設備配管周りについても確保されているか確認します。
鉄筋の品質を証明するミルシートや鋼材納品書等を指定通りのものかチェックし保管します。
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