|
|
現場監督は現場を円滑に進める現場管理だけではなく、工事原価の管理も行わなければなりません。
工事原価の決定により利益が確定することから、会社の運営に直接的に左右される要素でもあります。現場監督の管理次第で、この利益を減少させてしまう場合もありますので、的確な原価管理が求められます。
的確な管理とは、施工計画時の原価との相違、拾い忘れ、敷地周辺状況の変化に対応するために、計画以上の費用の有無を再度確認しておくなどがあげられます。特に関連業者との見積もりは事前に確認しておくと共に、発注、発注清書の取引を確実に行い、後の金銭的なトラブルにならない打合せを行うことが必要です。また、当初の建築の工事に変更が生じる場合も多いことから、当該工事が本工事内なのか、追加工事等なのかへの対応も現場監督の管理となります。
|
|