着工前ミーティングは、大きく3つに分けられます。一つは社内の設計側と工事側のミーティングです。ここでは図面だけでは伝えられない施主の要望、設計意図などを設計者が伝え、現場管理者が図面をチェックした上での施工上の問題などを指摘します。
もう一つのタイプの着工前ミーティングは、現場管理者だけでなく大工や専門工事業者が参加して行うものです。専門工事業者へはミーティング開催時前に十分な検討時間を与えられるようにし、施工計画上見直しを検討する必要のある部分などを抽出してもらうことが必要です。このミーティングでは関連工事業者との工程、工事範囲などの確認、調整なども行います。
3つ目のタイプの着工前ミーティングは、さらに施主も加えての打合せです。工事関係者を施主に紹介し、コミュニケーションを円滑にするためのものです。
|
|