B.木造住宅の施工計画
19.着工前ミーティング
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
着工前ミーティングについて説明した下記の文のうち、正しいものはどれですか。
着工前ミーティングには、現場監督、関連工事業者及び施主の出席が必須である。
着工前ミーティングを合同で行う事で、他の関連工事業者との工事工程、工事範囲などの確認、調整が行え、円滑な工事段取りを図ることができる。
着工前ミーティングは、当該工事の実行予算書が適切であるかを確認するため設計図書との照らし合わせを行う打合せである。
資材の発注に関し、着工前ミーティングで確認しておくべきポイントとして、あてはまらないものはどれですか。
使用する材料は普及品か、特注品か
使用する材料の納期
使用する材料のメーカー保証期間
工事現場までの搬入方法、受け取り方法
円滑な建て方工事のために着工前ミーティングで確認しておくべきポイントとして、あてはまらないものはどれですか。
材料の搬入にあたっては建て方の順序を考慮して積込み・搬送してもらうよう注意する。
木材、プレカットの発注先を選定するため、当該建物の予算、工期及び構造的な特徴を確認する。
建て方工事当日はクレーンなども用意されることから、上階に搬入するべき材料等も用意手配しておくと、より工事を円滑に進められる。
木材の発注内容、プレカット加工の指示承認の再確認、金物の取付き等について確認する。
現場監督による、工事原価の的確な管理のためのポイントとして、あてはまらないものはどれですか。
施工計画時の原価との相違、拾い忘れ、敷地周辺状況の変化などに伴い、計画以上の費用が発生することはないか確認する。
関連業者と発注書、発注請書を確実に取交わし、後に金銭的なトラブルにならないよう打合せを行う。
当初の計画から変更した箇所がある場合は、当該工事が本工事内なのか、追加工事等なのか確認する。
価格変動が予想される資材がある場合は、発注はできるだけ当該工事にかかる直前とすることが大切である。