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ISO規格では、「組織は、製品要求事項が満たされていることを検証するために、製品の特性を監視し、測定すること。監視及び測定は、個別製品の実現の計画に従って、製品実現の適切な段階で実施すること。」を要求しています。ここで製品実現の適切な段階での監視及び測定は、木造住宅の施工では、鉄筋工事が終わった段階、コンクリートが打設された段階、型枠が脱型された段階などといったように、工事それぞれの段階での施工品質検査を指しています。
監視及び測定は、個別製品の実現の計画に従ってとあるのは、どの段階でそのような検査をするかは、工事品質計画書で前もって計画しておかなければならないということです。
またISO規格では、監視機器及び測定機器の管理を求めています。検査で用いる測定機器が、正しくないと、測定結果も信頼できないものになります。トランシットやレベルなどは、日常点検だけでなく、定期的な校正が必要です。コンベックスなどは、錆、曲がり、傷等の点検を使用する日ごとに行い、点検記録を残しておく必要があります。
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