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ＩＳＯ９００１では、資材の購入だけでなく、工事の外注も合わせて購買と呼んでいます。ＩＳＯ規格では、供給者を評価して、その評価と資材や工事の重要度に応じて業者を管理する方法や、受入検査の方法を変えるよう規定しています。資材の購買に関しては、供給者の評価は重要ではありませんが、工事の外注に関しては、予定された品質、工期、費用が守られているかなどから、工事業者としての実力と自社への協力度を評価する必要があります。
一般には業者をＡランク、Ｂランク、Ｃランクに分け、たとえばＡランクの業者ならば１０％の抜き取り検査、Ｂランクならば２０％、Ｃランクは全数検査というように管理の程度を変えることができます。
ＩＳＯ規格では、購買に関して、こうした受入検査とともに、発注の際に必要な購買情報を示すことを求めています。一般には見積依頼書や発注書に購買情報が記入されます。
工事に必要な図面や工程表なども購買情報ですが、工事業者に工程内検査と、検査の記録写真を提出を求める場合、どのような検査をして、どのような写真をとるかも、購買情報として示しておく必要があります。
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