|
|
日々の連絡・報告とは別に、長い工事期間の節目では現場で施主と直接会うこともとても大切です。
施主に工事の状況を実感してもらい安心感を与えるとともに、これまでの工事での行き違いがないかを確認したり、互いの疑問点を解決したり、今後の工事の進行に対して重要な方向修正の場となります。
特に、それ以降では変更できない箇所の確認と、完成後では見えない部分の説明や施工品質の報告が施主の不安を取り除くことに繋がります。
自社の体制によっても異なりますが、住宅の新築工事なら、最低でも地縄確認時、上棟時(または上棟直後)、電気配線完了時(木工事中盤程度)、木完時、完成検査時(お引渡し前の内覧時)の5回以上は立会いの場を設定しましょう。
地縄確認時には、建物の配置や空地距離の確認を、上棟時には、これまでの基礎工事の報告と構造躯体工事についての説明を、電気配線完了時には、内壁を貼った後では変更できない電気図の確認と木工事の進捗の説明を、木完時には仕上げ工事着手後では変更できない内容の確認と外部工事等の進捗説明を、内覧時には施主目線で気になる箇所はないかの確認とお引渡しまでの流れの説明を、それぞれ行うと良いでしょう。
これらの立会い時期については自社で決まりを作り、工程表へ記載したものを施主にあらかじめ渡して説明をしておいて下さい。
|
|