A.木造住宅と現場管理
10.緊結金物・金物工法
SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
9.N値計算における筋かいの倍率の補正
筋かいは、地震や風などの水平力の方向により、部材に圧縮応力または引張応力が生じます。筋かいに圧縮応力が生じると、筋かいの上端部は柱頭を突き上げます。その影響の度合を筋かいの断面寸法により倍率で0.5〜2.0加算し、筋かい下端部では、-2.0〜-0.5減じます。柱の両側に筋かい下端部が取り付く場合や、たすき掛けの場合では、その影響が少ないため補正値を0とします。