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引き渡しにあたって、施主に提出する書類は、多岐にわたっています。引き渡し時に、あらかじめリスト化し、互いに確認をしながら受け渡しを行うと、提出漏れなどによって行方不明になってしまうといったことが起きにくくなります。
法規に関連する書類としては、確認申請書副本、確認済証、検査済証、などが挙げられます。瑕疵担保責任保険に加入した物件であれば、瑕疵担保責任保険付保証明書の写しも引き渡し書類として必要となります。また、性能表示制度や長期優良住宅の認定等を行った建物の場合は、当該評価書や認定書も提出書類となります。
登記については、原則として施主が行うものですが、どのようにしたらよいかわからないという声も聞かれますので、手配やアドバイスの要否を確認するとよいでしょう。
この他、建物や土地に係る資料として、地盤調査や改良の報告書、各種取扱説明書や保証書、緊急連絡先のリストなども提示できるとよいでしょう。
ここでは、提出書類を例としてあげていますので、自社で引渡し書類としているものをリスト化し確認を行います。
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