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内装下地を利用して耐力壁とする場合、厚さ12mm以上の石膏ボードを、柱、横架材の側面にGNF40又はGNC40釘で150mm以内の間隔で留め付けることにより、壁倍率0.9倍の壁となります。この場合、床や天井の施工に先立って石膏ボードを張る必要がありますので施工順序に注意が必要です。
構造用の石膏ボードA種、B種を使用することで、壁倍率は、それぞれ、1.7倍、1.2倍となります。
柱、横架材の内側に30×40の受け材を、N75釘で300mm間隔以内に留めつけ、それに厚さ12mm以上の石膏ボードを張った場合、壁倍率は1.0倍となり、構造用石膏ボードA種、B種についてはそれぞれ、1.5倍、1.3倍と張り方によって異なりますので注意が必要です。
耐火性能を強化した強化石膏ボードは、耐力上、普通石膏ボードと同じ扱いです。
構造用合板を内壁に張ることでも耐力壁とすることが可能です。構成方法については、外装工事に提示したものと同様です。
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