C.木造住宅の工程管理 15.内装工事  SAREX 住環境価値向上事業協同組合(C)2012
7.壁下地(間仕切り)

   図面により壁の仕上げや仕様を確認し、下地の施工を検討します。
 長期優良住宅などでは、可変性に対応するため、床を先行して張ることがあります。これに関しては、設計図書をよく確認し、指示通りの施工を行うよう管理します。
 石膏ボードは、一般的に内装の下地として使用されます。
 ラスボードや石膏ボードは、左官壁の下地として使用されます。
 耐水合板や耐水石膏ボードは、耐水性が求められる壁下地に使用されます。
 ケイ酸カルシウム板や、石膏ボードは、防火性が求められる壁下地に使用されます。
 面材のジョイントは、極力目立たなく処理しますが、下地材の収縮などにより歪み等が発生する可能性があります。目の高さやハイサイドライトがある部分の天井など、よく見える位置や光が側方からあたる位置などの目立つ部分でのジョイントを避けると、ある程度の不陸は目立たなくなります。