チェンマイ大学伝統民家野外博物館 (chiang Mai University Traditinal House Museum)
	チェンマイ大学美術館の裏側に、１００年程前の民家を移築した「伝統民家野外博物館」がある。タイ語で「ピピッタパン・ルアン・ボーラーン・ランナー」という。 最初にここに伝統民家が移築されたのは１９９３年で、以降ここに合わせて７棟の民家が寄贈され移築、修復されている。 移築された民家は、チェンマイ市内や周辺からのもので、北部タイのランナー様式のものである。 （岩下繁昭）
	北部タイの家（パヤ・ポン・ランカ）Northern Thai House (Phaya Pong Lanka)
	ガレー・ハウス（パッドおばあさんの家）Kalae House (Oui Pad)
	ガレー・ハウス（パヤ・ウォン）Kalae House (Phaya Wong)
	ビチャイ・ラオハバッドの米倉 Vichai Laohavad Rice Granary
	北部タイの家（ガエおばあさんの家）Northern Thai House (Oui Kaew)
	タイ・ルー・ハウス（モン・トゥート）Tai Lue House (Mon Toot)
	パン・ヤの家（アヌサン・サンソーン）Pan-Ya House (Anusarn Sunthorn)
	移築された民家のうち、「パッドおばあさんの家」では、草木染めの工房、「タイ・ルー・ハウス」は、紙に鑿で模様を打ち抜く「トーク・グラダート」や金属の灯篭つくりの工房になっている。 こうした伝統工芸の場として利用することによって、見学者に生きた伝統工芸を見せることができるばかりでなく、野外博物館が不審者によって荒らされるのを防止するのにも役立っている。
	Last modified: Feb. 15 18:00:00 JST 2007 (c) Dr.Shigeaki Iwashita