タイ・ルー・ハウス(モン・トゥート)
Tai Lue House (Mon Toot)
チェンマイのドイ・サケット(Doi Saket)郡のムアンヌアンヌア(Mueang Luang Nue)村に1917年頃建てられたもので、この家はもともとトート(Toot)おばあちゃんが所有していたものである。(その祖先はタイルー(Tai Lue)少数民族であった)。
これは、チェンマイの環境に適するように修正されたタイ・ルー(Tai Lue)スタイルの家の典型的なものである。
二つの棟から成った、典型的なタイ・ルー(Tai Lue)の家としては中規模のものである。西の棟が、調理するためのもの、東側の棟は寝室になっている。
木材の瓦で葺かれた切妻屋根の間には、ホン・リン(Hong-Lin)と呼ばれる雨樋がある。
高床の柱の下は、昼間の仕事場として、また動物を飼うのに十分なスペースとして提供される。
この家はチャムホット・パンティップ財団(the Chumbhot-Pantip Foundation)の支援によって1993年に移築され、修復された。
Last modified: Feb. 15 18:00:00 JST 2007
(c) Dr.Shigeaki Iwashita