組積の道具/加工用工具  組積石工技能  第3日目


(2)コヤスケ
コヤスケは石を割る時に多く用いられるが、割る石材の質、厚みによって刃口の幅を使い分ける。刃口は、25、30、35、40、50oの6種類があり、中でも40mmが多く使われている。
これらのコヤスケを使う際には、刃口に合った石頭の重さを使い分ける必要がある。さもないと刃先に使われている超硬合金を壊してしまう。
25〜35mm幅のコヤスケならば、石頭の重さは0.6〜1.0s程度が適当であり、40mmならば1.1sの重さが適当である。