組積の道具/加工用工具  組積石工技能  第3日目


(1)石鑿
石鑿(いしのみ)は、石をはつる時やコブを取る時に用い、石頭(せっとう)で鑿の頭を叩いて石を剥がすように落として行く。
一昔までは炭素鋼の丸鋼をホド(火床)に入れて鍛造、整形し、さらに焼き入れをして石鑿を作っていたが、最近では、タンガロイ、イゲタロイ、ダイヤチタニットなどの超硬合金をロウ付けしたものを使用している。